- 学校の授業が全く理解できない
- 周りの子は理解しているから不安
- 授業の遅れをなんとか取り戻したい
学校の授業を通じてこのような悩みを抱えていませんか?
本記事では、授業についていけないと感じた際にやるべきことを授業前・授業中・授業後に分けて紹介していきます。
- 授業前にやるべきこと
- 授業中に出来る対策
- 授業後に何をするべきか
- おすすめの学習サポートサービス
学校の授業は1人1人のペースに合わせて進んではくれません。ついていけないと感じたら早め早めに対策を打つことが重要です。

あなたは必ず挽回できます。諦めずに出来ることから頑張っていきましょう!!
授業についていけない時にやるべきこと | 授業前編
授業についていけずに悩んでいる人は、授業前の準備にこだわってみてください。
ここから授業中・授業後の順番に対処法を紹介しますが、最も効果的なのが授業前の対処法です。



授業前の行動が授業での理解度を大きく変えます。出来る範囲で取り入れてください!
前回の授業の復習をする
授業を受ける日の前日に、前回の授業の復習を行ってください。
授業についていけない原因として既に習った知識が定着していないということが挙げられます。
- 授業の開始直後から理解できない
- 見たことのない公式が次々に出てくる
- 先生がスラスラ進めるところで詰まってしまう
このような状態に当てはまる人は、今回の授業ではなく前回までの授業で何か理解できていない部分があるはずです。
- 前回の授業で習った公式を見返す
- 一度解いたことがある問題を解き直す
- 授業中に取ったノートを見返す
前回の授業で学習した内容を少し思い出すだけでも授業での理解度が大きく変わります。
あらかじめ教科書に目を通す
前回の授業の復習が終わったら、次の授業の予習です。
予習といっても数時間もやる必要は無く、毎日10分でもかなりの違いを感じることが出来ます。
- 授業で公式などが理解しきれない
- 先生の授業スピードがとても速く感じる
- 板書を写すのが遅くて置いていかれる
授業中にこのような状態の場合、予習をすることで授業の理解度が大きく変わってきます。
具体的には以下のような軽い作業を行うのが効果的です。
- 教科書に載っている公式を見ておく
- 重要事項を先にノートに書いておく
ゴリゴリの予習をする必要はないので、できることから少しずつ始めてみてください。



毎日10分でも大きな効果がありますよ!!
授業についていけない時にやるべきこと | 授業中編
授業前にしっかりと準備をした後は授業の受け方を少し変えることをおすすめします。
授業についていけず困っている人は以下の3つのことを実行してみてください。
周りの友人に質問する
人の話を聞き続けるよりも話し合った方が脳に定着しやすいということを聞いたことはありますか?
これはラーニングピラミッドというものに基づいており、学校の授業でも同じことが言えます。


- 先生の説明を聞いているが頭に入らない
- 1人で勉強して詰まることが多い
- 授業の翌日には学んだことを忘れている
このような人は受動的な学習から積極的な学習に移行するために、周りにいる同級生に積極的に質問するべきです。
通っている学校がグループ学習に力を入れているなら、その流れに乗りましょう。



先生が「隣の人と相談するように」ってよく言うけど、それにはちゃんと意味があったんだね・・・
ラーニングピラミッドの活用法については以下の記事で掘り下げています。
>>ラーニングピラミッドを利用したアクティブラーニング


演習問題にしっかり取り組む
教科書を読むよりも自分で問題を解いた方が脳に定着しやすいと感じたことがある人も多いのではないでしょうか。
実はこれもラーニングピラミッドに基づいており、自分で体験することはとても大切です。


- 理解しているはずなのに問題が解けない
- 公式は覚えているけど使い方が分からない
- テスト前に思い出すことが出来ない
このような人は教科書を読むだけで終わらずに、載っている例題や演習問題をしっかり解いてください。
実際に手を動かすことで、授業が終わった後の理解度がかなり変わってきます。



たとえ簡単な問題でも解くように意識すると良いと思います!
ひとまず諦めて内職する



授業中の先生の話が暗号にしか聞こえないよ・・・
予習を行い、授業の受け方を変えても理解できない原因は「授業スピードが合っていない」ということにあります。
そのような人はあまり良いことではありませんが、授業を聞くのを諦めて前回の授業までの復習を授業中に行いましょう。
そして授業後には諦めた範囲の復習を必ず行ってください。
復習をする時間がないなら絶対に内職はしないでください。
授業スピードが合わないと感じたら一度諦めて、後からしっかり復習するのも1つの手だと思います。



何度も言いますが、内職をするなら授業の復習は必ず行ってください!!
授業についていけない時にやるべきこと | 授業後編
授業についていけない人は授業後の時間を大切にしてください。
授業後に復習をすることで様々な恩恵を受けることが出来ます。
- 授業で学んだことを深く理解できる
- 授業内容を長く記憶できるようになる
- 次回の授業に向けた準備が出来る
このような恩恵を受けるために授業後にやるべきことを3つ紹介します。
先生や友人に質問をしに行く



今日の授業、全然ついていけなかった・・・
こう思った日には先生や友人に分からなかった部分を必ず質問しに行ってください。
質問することで自分がどこで詰まっていたかが明確になります。
- 授業前の準備不足
- 重要事項の理解不足
- 授業中の演習不足
自分が授業についていけなかったのはなぜかを明確にすることで次回の授業に向けた対策を練ることが出来ます。



原因を把握して、適切に対処すれば怖くない。
仲の良い友人や先生をうまく使って授業後に原因を洗い出してください。原因が分かったら次のステップに移るようにしましょう。
習った範囲の問題演習を行う
授業後に行うことの中で最も重要なのが問題演習を行うということです。
まずは、授業で取り組んだ問題を以下の4つのジャンルに振り分けます。
- 授業中に自力で解けた問題
- 教科書などを参考にして解けた問題
- 先生の解説を聞いて理解できた問題
- 先生の解説を聞いても理解できなかった問題
これらの後半3つに振り分けられた問題は必ず解き直すようにしてください。
また、解き直しても不安が残る問題に関しては、手元にある問題集の類題を解くようにしてください。


「人は学んだことを1時間後には約60%忘れている」ということを聞いたことはありますか?


- 学習後20分・・・42%忘れる
- 学習後1時間・・・56%忘れる
- 学習後1日・・・74%忘れる
- 学習後1週間・・・77%忘れる
- 学習後1ヶ月・・・79%忘れる
これはエビングハウスの忘却曲線というものに基づいており、人は何かを学んだ直後から急速に忘れていくと言われています。
このことを防ぐ唯一の手段が復習することです。



授業後には必ず復習をして、定着率を高めておきましょう!
エビングハウスの忘却曲線の活用法について「エビングハウス忘却曲線から分かる理想の復習タイミング」で詳しく紹介しています。忘れにくい勉強をしたい方は是非参考にしてみてください。


講義形式の授業をもう一度受ける
授業後に復習する際に、問題演習を行うと同時に講義形式の授業を受けることをおすすめします。
- 授業スピードが速くて聞き取れなかった
- 公式などの重要事項が理解できなかった
- 終始何を言っているか分からなかった
このような授業があった後には、「もう一度同じような授業を受ける」ことが大切です。特に、教科書を見て復習するのが難しいと感じた日には積極的に受講してください。
そのためにスタディサプリや塾の映像授業を利用するのがおすすめです。
>>おすすめのサービス紹介にジャンプする



「自分のペースで学び直す」のが授業後には超重要です。
最後に独学が厳しい人におすすめのサービスを紹介したいと思います。
授業についていけない人におすすめなサービス
ここまで授業前、授業中、授業後にやるべきことを紹介してきましたが、どうしても自分1人では挽回出来ないという状況が来るかもしれません。
- 予習に取り組んでみたけどついていけない
- 宿題以外にも復習しているのに置いていかれる
- もう自分1人の力ではどうにもならなさそう
このような状態を放置するのはかなり危険です。早め早めに対策を打つ必要があります。
ここでは、数ある学習系サービスの中から授業についていけない人に特におすすめ名サービスを3つ紹介したいと思います。
- スタディサプリ
- 河合塾One
- オンライン家庭教師
①スタディサプリ
授業についていけない人に最もおすすめなのがスタディサプリです。
スタディサプリが授業についていけない人におすすめな理由は三つあります。
- プロ講師による講義形式の授業が受けられる
- レッスンごとに演習問題がついている
- 自分のペースで復習が出来る
挽回するのに必要なのは、演習問題にしっかり取り組むこと、授業後に復習をすること、講義形式の授業をもう一度受けることだとこれまで述べてきました。
スタディサプリを使えばこれら3つのことを漏れなくこなすことが出来ます。
言い換えるとスタディサプリをしっかりと活用すれば授業の遅れを挽回することは可能です。



授業についていけなくて悩んでいる人が最も使うべきサービスは「スタディサプリ」です。
スタディサプリについては「塾とスタディサプリはどちらがいいの?徹底比較して分かった高校生にとっての最適解」で詳しく解説しています。


②河合塾One
近年、大手予備校がオンライン学習に力を入れていますが、その中でおすすめなのが河合塾が提案している河合塾Oneです。
紹介動画にもあるとおり、河合塾Oneは学校の授業についていけない人に向けた教材コンテンツを提供しています。
- 基本事項解説
- レベルチェックテスト
- 練習問題
- 練習問題解説
分からなかった授業があった日には、この4ステップを踏むことによってその日のうちに定着させることが出来ます。
また、専任のトレーナーがついてくれるため1人で勉強ができるか不安な人は気軽に相談することも出来ます。



授業についていけない時には誰かの助けが本当に支えになります。
河合塾Oneについては「スタディサプリと河合塾を徹底比較 あなたが後悔しないのはどちらのサービス?」でスタディサプリと比較して詳しく紹介しています。


③オンライン家庭教師



映像で勉強するより、直接誰かに指導してもらいたいな・・・
このように誰かに直接教わりたい場合、数多くの選択肢があります。
- 集団塾でプロ講師の講座を受ける
- 個別指導塾で講師に質問する
- 家庭教師にきてもらう
- オンライン家庭教師を利用する
この中で、授業についていけない人に最もおすすめなのがオンライン家庭教師を利用することです。
- 集団塾よりも自分に合った授業を受けられる
(勉強内容を自分で決められる) - 個別指導よりも濃い対応をしてもらえる
(塾と異なり完全マンツーマン) - 家庭教師よりも安くて気軽に利用できる
(講師の派遣料などが不要)
オンライン家庭教師のほとんどが授業についていけない人のサポートをメインに行っており、塾の授業よりも日々の授業に沿った指導を受けることが出来ます。



挽回したい気持ちがあって誰かの指導を受けたい人には、オンライン家庭教師がピッタリです。
オンライン家庭教師については「中学生・高校生におすすめのオンライン家庭教師はここだ!【22社徹底比較】」で選び方のポイントなどをかなり詳しく紹介しています。


まとめ | 授業での理解度を高めるためにできることから始めよう
以上、授業についていけない人がやるべき8つのことの紹介と、おすすめのサービス紹介でした。
現在、授業についていけず悩んでいる人も絶対に諦めないでください。必ず挽回できます。
自分に出来る対策をしっかり行い、周りの支えを借りながら、志望校合格まで突っ走っていってください。



絶対に諦めないで。共に挽回していきましょう!!
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