- 化学が苦手すぎて何からすればいいのか分からない
- 化学のおすすめ参考書を教えて欲しい
- 化学を基礎から固める参考書が知りたい
このような悩み・要望にお答えします。
この記事では、受験生時代に化学の偏差値を20上げた筆者が心からおすすめする化学の参考書を紹介していきます。
- 持っておきたい化学の参考書
- 基礎固めに最適な問題集
- 化学を得意科目にするための参考書
- 受験生の大半が使っている参考書
この記事では、「化学を理解するための参考書」と「演習するための問題集」に分けて紹介します。

化学が苦手な人も諦めないで。素晴らしい参考書を使って克服していきましょう!!
化学を理解するための参考書4選
化学の勉強を進めていく上で、分からないところがあったときやもっと勉強したいところがあったときに頼れる参考書を紹介していきます。
- 化学の新研究
- 鎌田の理論化学の講義
- 鎌田の有機化学の講義
- 福間の無機化学の講義
それぞれの参考書の特徴を簡単に紹介していきます。
化学の新研究
高校化学を学ぶ上で、極論この一冊を持っておけばほぼ完璧というほど知識が詰め込まれているのがこの新研究です。


新研究の特徴はなんといっても高校レベルの範疇を超えた解説が載っているという所にあります。
- 化学を本質から理解したい人
- 難関大を受験したい人
- 化学系に進む予定の人
教科書に載っていないことが出題されやすい難関大志望の方や大学で発展的な内容を学習する予定の方は持っておいて絶対損しません。
値段は少し高いですが、一生お世話になる参考書なので是非手に取ってみてください。



この参考書に載っていないことは入試で出題されないと言っても過言ではない!高校化学の範囲を網羅している最強の参考書です。
鎌田の理論化学の講義
ここから紹介する3冊はすべて同じシリーズですが、どれもかなりの人気を博している参考書です。
鎌田の理論化学の講義は、高校生が特に苦手な理論化学をかなりわかりやすく解説している一冊になります。





教科書読んでもイマイチ理解できないよ・・・
このような方にとてもおすすめできる参考書です。
イラストが多めでポイントがまとめられているので、化学が苦手な方でも使いやすい参考書になっています。



化学が嫌いな人は是非1回手に取ってみて欲しい!
受験生にもかなり人気の1冊です。
鎌田の有機化学の講義
鎌田の理論化学の講義の有機化学バージョンです。


- 暗記することが多い
- 構造決定などで思考力が必要
- 受験間近に習うので勉強時間が取りにくい
このような理由から、有機化学を苦手としている受験生はかなり多いです。
この参考書はイラストが多く説明が丁寧なのに加えて、別冊として重要事項をまとめた冊子が入っており、基礎的な知識を簡単に身に付けることができます。



有機化学の分かりやすい参考書を探していたんだよね・・・



なら鎌田の有機化学が分かりやすくておすすめだよ!!
かなりユーザーの多い参考書なので、有機化学に力を入れたい方は是非利用してみてください。
福間の無機化学の講義
福間の無機化学の講義は、名前が少し異なりますが上2つの参考書と同じシリーズの参考書です。


無機化学の分野のポイントは「暗記」です。
- 教科書を読んでも頭に入らない
- ただただ暗記するのが苦手
- 理論をしっかりと学んで暗記したい
このように、闇雲に暗記するのが苦手な方に向けて理論を丁寧に説明している参考書です。



理論化学・有機化学と比べると優先順位は低くなりますが、無機化学がピンポイントで苦手な方は利用してみるのがおすすめ!!
紹介した4冊を使いながら演習をすることで、問題集を比較的スムーズに解き進めることができます。
化学の演習をするための問題集5選
ここからは、実際に日々の演習で使っていくものを紹介していきます。
筆者が勉強を開始してから受験終了までに使ったリアルな問題集なので、是非参考にしてみてください。
- らくらくマスター
- セミナー化学基礎+化学
- 重要問題集
- 化学の新演習
- 京大の化学27カ年
それぞれの問題集の使い方とともに特徴を簡単に紹介していきます。



私はこの5冊で偏差値を20上げました。基礎から応用まで学習していきましょう!!
らくらくマスター
らくらくマスターは化学の基礎を徹底的に固めるための問題集です。


受験勉強を始めるタイミイングで、以下のような状態の方はらくらくマスターから始めることを強くおすすめします。
- 教科書レベルがギリギリ理解できる
- 学校で使う問題集がスラスラ進まない
- 基本的な解法を習得できていない
らくらくマスターは、化学基礎から化学の全範囲をざっくり網羅している問題集です。
そのため、定番の問題や基本的な解法に触れることができ、基礎固めにはピッタリの1冊となっています。



化学が苦手な人はらくらくマスターからやるのが本当におすすめ。しっかり基礎から固めないと後々苦労することになります・・・
セミナー化学基礎+化学
ある程度の理解がある方は、学校で使っている問題集を解いていきましょう。


受験勉強を始めたタイミングでは、まず学校で使っている問題集を解くのがおすすめです。
ただし、問題数が多く、難易度も様々なので自分のレベルにあった問題を解くことを意識してみてください。
分からなかった問題や苦手な分野の問題は2~3回解いて次の問題集に移りましょう。



ここより先はある程度の力がないとしんどい問題集です。この段階で力をつけられるようにしっかりと演習しましょう!!
重要問題集
重要問題集は、化学を受験で使う方が必ずやりこむべき1冊です。
高校の先生曰く、全国の受験生の7割以上が重要問題集を使って勉強しているらしいです。


この問題集には入試の標準レベルから応用レベルまで様々な問題が入っており、幅広いレベルの対策が可能です。
何周やるかは人それぞれですが、筆者は7周ほどこの問題集を解きました。
そのおかげで化学が得意教科になり、結果的に偏差値も20ほど上げることができたと思います。



受験期にメインで使う1冊は重要問題集がベスト!やりこめばやりこむほど化学の考え方が身についてくるよ!
とにかくこの1冊をやりこみ、得意な分野は伸ばし、苦手な分野は克服していきましょう。
化学の新演習
ここからは難関大を目指す人にオススメできる問題集を紹介していきます。
1つ目は化学の新演習という問題集で、辞書編で紹介した化学の新研究と連動しているものになります。


重要問題集との類題もありますが、基本的には重要問題集よりも上のレベルの問題ばかりが掲載されています。
- 有機化学をしっかり勉強したい人
- 難関大を目指す人
- 教科書の範囲を超える問題を解きたい人
このような人は新演習を使って勉強することを強くオススメします。
特に、新演習には有機化学の難しい問題がたくさん入っているので、有機化学の問題にたくさん触れたい方にはとてもおすすめの一冊です。



難しくて問題数も多いけど、応用力を鍛えたい人は使うべき一冊!!
京大の化学27カ年
最後に紹介するのは京大の化学27カ年という、過去の京大の問題を集めた問題集になります。


とにかく難しい問題をたくさん解きたい人におすすめの一冊です。



良問揃いなので化学の点数をどんどん上げたい方は挑戦してみてください!
(私には難しすぎて解けなかったけど・・・)
まとめ | 化学は参考書をとにかく解こう!
今回は高校化学を学習する上でのおすすめ参考書を紹介しました。
- 化学の新研究
- 鎌田の理論化学の講義
- 鎌田の有機化学の講義
- 福間の無機化学の講義
- らくらくマスター
- セミナー化学基礎+化学
- 重要問題集
- 化学の新演習
- 京大の化学27カ年
化学を勉強する上で、泥臭く何度も反復することがとても大切です。
自分が決めた問題集をひたすら解いて着実に学力を上げていきましょう。



化学を得意源にできるように頑張っていきましょう!!
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