エビングハウス忘却曲線を使いこなせ!理想の復習タイミングはここだ!

エビングハウス忘却曲線を使いこなせ!理想の復習タイミングはここだ!
びびり君

この問題見たことあるけどどうやって解くんだっけ。昨日覚えたばっかなのに思い出せない・・・

このような悩みを感じたことがあるのではないでしょうか。

実はこの悩み、あなたの暗記力がないのではなく、人間の脳の仕組みによるものなのです

この記事では、人の学習定着率の時間変化を示す「エビングハウスの忘却曲線」をもとに最適な学習方法をお示しします。

最初にこの記事のまとめをいっておきます。

もし何か定着させたい知識があるならば、初見の暗記ではなく復習に重点を置こう。

覚えたことを忘れにくくする方法を知りたい方は是非最後までご覧ください。

この記事で分かること
  • 「勉強しても忘れてしまう!」の意外な原因
  • エビングハウスの忘却曲線の要点
  • 学習定着率を上げる復習タイミング

暗記が苦手で悩んでいる方は是非最後までご覧ください!!

目次

エビングハウスの忘却曲線とは

まずは本記事のキーワードであるエビングハウスの忘却曲線とは何かを簡単に紹介したいと思います。

エビングハウスの忘却曲線とは、ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが発表したグラフ。
時間経過に伴う記憶定着率の変化を示す。

エビングハウスの忘却曲線の説明図

人間の脳は何かを暗記した直後から急激にその記憶した事柄を忘れていくと言われています。

そして、時間が経過するにつれ、忘れていく部分がどんどん増えていってしまいます

忘却曲線上の経過時間と忘れる量の関係

上の図のようにどんどん記憶定着率が下がっていきます。

びびり君

ぼく、勉強してもすぐに忘れるから自分だけかな・・・って不安になってたんだよね。

実はごくごく当たり前のことなんだよ。心配しないで!

この悩みを解決するには復習するという機会を設ける必要があります。

忘却曲線からわかる5つのこと

では、このエビングハウスの忘却曲線から分かることは一体何なのでしょうか。

今回はぜひ知っておいて欲しい5つのことについて紹介していきたいと思います。

忘却曲線から分かる5つのこと
  1. 思っている以上に早く知識は消えていく
  2. 習得したいことは細分化するべき
  3. 学んだ直後が一番忘れる速度が速い
  4. 回数を重ねるごとに学習するのが簡単になる
  5. 復習を重ねるごとに忘れにくくなる

それぞれ忘却曲線と照らし合わせて簡単に説明していきます。

思っている以上に早く知識は消えていく

あなたははじめてこのエビングハウスの忘却曲線を見たときにどのように感じましたか?

びびり君

せっかく覚えても忘れるの早すぎでしょ!!

同感です。

せっかく頑張って覚えた英単語なども20分経ってしまえば約半分をすでに忘れているのです。

20分で半分以上忘却してしまう説明

つまり、どれだけ頑張って暗記しようとしても時間が経つとほとんど頭から消え去ってしまうという悲しい事実があるわけです。

しかしポジティブに考えると、どれだけ今頑張ってもどうせ忘れるから今頑張りすぎる必要はないと捉えることもできます。

1回で覚えようと頑張るより、何回ちょくちょく覚えていく方が頭に残りやすく精神的にも楽ですよね!

どうせすぐに忘れる。なら一度に頑張りすぎなくても大丈夫。

習得したいことは細分化するべき

何かの知識を身に付けたいときには細分化することをおすすめします。

短期間に大量に覚えようとすると、その分忘れるのもかなり大量になってしまいます。

短期集中型よりも長期分散型

冒頭にも述べたように、知識の定着に必要なのは一発目の暗記ではなく復習の機会です。

復習のしやすさという観点から考えると、短期集中型よりも長期分散型の方が優れた勉強法です。

焦って短期間に詰め込んだとしても、時間がたてばほとんど頭に残っていません・・・

一気に詰め込もうとしない。焦らずじっくり勉強した方が頭に残る。

学んだ直後が一番忘れる速度が速い

3つ目は物事を忘れていく速度についてです。

エビングハウスの忘却曲線によると、忘れる速度が一番速いのは学んだ直後ということが分かります。

少し数学的な話になりますが、忘却速度はある時間において忘却曲線に引いた接戦の傾きで表されます。

忘却曲線の傾きと忘却速度の関係

実際に線を引いてみると覚えた直後に一番傾きが急になっているため、忘れる速度は最大というわけです。

学んだ直後に忘却速度が最大ということを頭に入れながら勉強していきましょう

学習した直後に、知識は最速で消えていく。

回数を重ねるごとに学習するのが簡単になる

4つ目は何度も復習を重ねることで、覚えるのに必要な労力が少なくなるということです。

この事実は今までの経験上、理解しやすいのではないでしょうか。

例えば、単語帳を使って勉強する際に、1周目よりも2・3周目の方がすらすら進むといったことです。

復習するための労力が徐々に減っていく

実際に上図のように忘却曲線にも表れています。

びびり君

先生がよく「何度も復習するように!!」って言ってたのはこういうことか!

復習を重ねると、暗記するのがだんだん楽になってくる。

復習を重ねるごとに忘れにくくなる

5つ目は先ほどの4つ目と似たような内容ですが、少し違うので忘却曲線をよく見て理解していただきたいです。

復習を重ねると忘却速度が減少する

上図を見ると分かるように、復習を重ねることで曲線の傾きが緩やかになっていきます

びびり君

曲線の傾きって何を表しているんだっけ??

忘れる速度の大きさ!緩やかってことはゆっくり忘れるってこと!

※曲線の傾きが表すものは3つ目のポイントで説明しています。

4つ目と5つ目のポイントをまとめると以下の図のようになります。

復習を繰り返す効果

つまり、回数を重ねることで復習するのが楽になり、知識の定着もスムーズになっていくということです。

復習を繰り返すと、忘れる速度が遅くなり記憶が定着しやすくなる。

最適な復習タイミングはいつなのか

では、ここまで説明してきた事実を踏まえて、いつ復習するのが最適解なのかを紹介します。

最適な復習タイミング
  • 学習の1時間後
  • 学習の1日後
  • 学習の1週間後

この3回にどのような復習をすればいいのかを簡単な具体例を用いて説明していこうと思います。

復習タイミング①1時間後

ここで紹介する3パターンの復習タイミングのうち、一番復習するのが難しいのが1時間後の復習だと思います。

びびり君

1時間後に復習?!何すれば良いの?

軽く見直すくらいで良いよ!

例えば英単語の勉強をしていたとしたら、その1時間後にサラッとその単語の意味と綴りを見直すイメージです。

この作業に意味ってあるの?と思う人もいるかもしれませんが、忘却曲線的には1時間後に半分以上の知識が抜けている状態にあります。

このまま放っておくと明日にはもっと忘れてしまうので1時間後に軽く見返すようにすると良いと思います。

復習タイミング②1日後

3つのタイミングのうち、一番重要だと思うのが1日後の復習です。

自分は高校生の時に、前日に解いた問題を見返す癖をつけていました。

筆者が採用していた復習方法

自分が採用していたスタイルは上の図の通りです。

筆者自身は夕方に勉強を始める前に

  • 今日一日のやることリスト作成
  • 前日に解いた問題の見直し
  • 分からないところは実際に手を動かしてみる

このような流れを踏んでから、その日の勉強に取り組んでいました。

1日後に復習する際のポイントとしては、ノートをざっくり見て分からないところがあれば手を動かして確認するということです。

1時間後の復習よりも少し重めですが、あまり時間をかけすぎない程度に行うと良いと思います。

また、その日の勉強を始める際には必ずやることリストを作成するべきです。

大学受験勉強【1日の勉強計画の立て方】」にポイント・テンプレートをまとめてあるので、まだやることリストを作ったことがない人は是非参考にしてみてください。

復習タイミング③1週間後

学習の1週間後に復習する際には、既に2回復習を行っているため、かなり知識が定着しています。

この段階では自分自身の理解度と照らし合わせて

  • サラッと見て確認
  • 何も見ずに自力で解けるかチェック
  • 解答を見ながら解いてみる

どのような復習方法を使うかを判断すると良いと思います。

びびり君

1週間後の復習なんて、忘れてしまいそうだよ・・・

このように不安な人は1週間の計画を立てる際に来週の予定として先におさえておくと良いと思います。

1週間後の復習に向けた計画の立て方

計画的に勉強を進めるためには1週間の勉強計画もマストになってきます。

まだ立てたことがない人は、今日から実行してみてください。

まとめ

今回はエビングハウス忘却曲線から見る復習のポイントについて解説しました。

人間は時間とともに忘れてしまうものです。

今回の記事を通じて、復習すること重要さを再認識していただけたら幸いです。

なかなか覚えられない自分を責めるのではなく、脳の仕組みを理解して効率よく知識を習得していってください

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